7月8日(土)、向島橘銀座商店街(下町人情キラキラ橘商店街)を視察しました。
最初に、商店街のエリアで空いていた土地を購入し、2階建て長屋を建てられた紙田和代さんの取り組みを見学しました。
1階はシェアキッチンとコワーキングスペースで、2階は2部屋の住居となっています。
商店街の賑わいの連続性を守りたい想いから土地を買い取り、このようなプロジェクトを実施されました。
紙田さんが経営する、コッペパン専門店「ハト屋」です。
大正元年創業の歴史あるパン屋でしたが、閉店していました。
そこで、紙田さんが購入し、新生「ハト屋」を誕生させました。
次に、向島橘銀座商店街協同組合を訪問し、大和和道事務局長にお話をうかがいました。
商店街の歴史や事業、地域との連携など、詳しくご説明いただきました。
商店街の様々な取り組みにより、中小企業庁のがんばる商店街30選に選ばれたこともあります。
大和さんは商店街組織の役職の他、大学院の客員教授などを務められています。
向島橘銀座商店街に止まらず、広い視点での商店街のお話がありました。
講演に続く意見交換は、活発に行われました。
商店街の店で、懇親会を行いました。
大和さん、紙田さんにもご参加いただき、更に深い話が展開されました。
商店街の事業や想い、課題など、改めて理解する機会となりました。
この知見を、今後に活かしたいと考えます。