まちづくり研究会は、「一般社団法人東京都中小企業診断士協会」の認定研究会です。
まちづくりについて、研究や支援活動を行っています。
情報提供に、「金沢市中心市街地のまちづくり」を掲載しました。
2024年
7月
10日
水
2024年
6月
09日
日
最初に、今回ご案内いただく八王子市拠点整備部市街地活性課の担当の方から話を聞きました。
中心市街地の状況や拠点整備部市街地活性課の役割、中心市街地活性化基本計画の説明の後、補助事業を活用して行われた取り組みなどの紹介がありました。
その後、視察を開始しました。
花街エリアです。
「和の薫る路地のまち」をコンセプトに、協議会を組織して補助金を活用しながらまちづくりが推進されています。
2023年には、小規模な都市型醸造所として「東京八王子酒造」がオープンしました。
中心市街地活性化基本計画で計画され、2022年11月にオープンした「桑都テラス」です。
八王子の伝統文化を身近に感じられる施設として、飲食店、物販店、演芸場、にぎわい広場で構成されています。
花街エリアのまちづくりの機運が向上するきっかけとなった施設と言われています。
日本茶舗に新しい建築や庭、路地を加え、カフェやレストラン、オフィス、イベントスペースなどの複合施設に変わった「ajirochaya」です。
緑化やベンチの設置などに、補助事業が使われています。
クラフトビールとコーヒーのお店の方に、お話を聞きました。
八王子市の方は顔が広く、先々で話を聞く機会がありました。
エシカル軸のまちづくりとして2022年6月にオープンした「まちの駅八王子 CHITOSEYA」です。
「エシカル × 八王子LOVE × 暮らし楽しむ」をコンセプトに、地場野菜・地卵の販売、食品の量り売り、エシカル雑貨の販売、八王子製商品の販売、カフェ、まちライブラリー、イベント実施などが行われています。
他にも色々と確認してきました。
八王子市の取り組みや街の変化を、よく理解することができました。
視察レポートを作成する予定です。
2024年
6月
05日
水
最初に、日本橋浜町のまちづくりの拠点で、エリアマネジメント組織「一般社団法人日本橋浜町エリアマネジメント」の事務局があるハマハウスで、安田不動産の担当者とエリアマネジメントの中心を担うグッドモーニングスの水代代表のお話を聞きました。
ここで、コンセプトや取り組みといった基礎となる情報を得た後、視察を開始しました。
2005年に再開発物件として竣工したトルナーレ日本橋浜町にある「トルナーレ緑道」です。
イベントや各種企画で活用されています。
2015年頃から開発さた中小規模物件を多く案内いただきました。
新築やリノベーションなど形態は様々です。
特徴的で人気物件や店舗となっているものが多いようでした。
築58年の木造建物と築43年の鉄筋コンクリート建造物を一体的にリノベーションした物件です。
サウナやバーを有するランニングステーションとクリエイティブオフィスとして利用されています。
幸運なことに、中に入って見せていただくことができました。
ホテルと賃貸住宅が一体となっている物件です。
来街者と地元民の両方に対応しています。
首都高速の高架下です。
バスケやARスポーツといったイベントなどで利用されています。
説明と資料、視察により、かなり理解を深めることができました。
エリアの価値向上や街への愛着心醸成を狙った取り組みが始まって10年弱ですが、その変化がよく分かりました。
視察レポートを作成する予定です。
2024年
5月
15日
水
昨日、定例会を実施しました。
会場とオンラインのハイブリッド開催です。
テーマは、「まちづくり主体論に関する一考察」です。
県職員であり、大学院博士課程で都市計画・まちづくりを研究中の会員による発表でした。
大学院で学ぼうと思ったきっかけや主催するグループ活動などの紹介の後、執筆した学術論文を中心に発表がありました。
学術論文は、次の2本です。
ボリュームのある内容でしたが、論文以外の資料も用い詳しい説明がありました。
多様な担い手がまちづくりに関わった事例として茨城県古河市に着目し、担い手同士の関係を明らかにすることを試みた分析など、興味深い内容でした。
一泊研修の検討もありました。
今年は、愛知県岡崎市、静岡県島田市、岩手県盛岡市などが候補になっています。
また、研究会発足25周年の記念事業の検討も行いました。
2024年
4月
10日
水
昨日、定例会を実施しました。
会場とオンラインのハイブリッド開催です。
1つ目のテーマは、総会です。
昨年度の活動と収支の報告、今年度の活動計画と予算、運営体制を決議しました。
また、研究会発足25周年ということで、記念事業の検討を行いました。
2つ目は、「地域経済循環分析」です。
地域の稼ぐ力を考えるという視点で発表がありました。
観光庁の地域経済循環分析をツールとして用い、地域経済の全体像やお金の流れなどを表し、分析が行われました。
具体例として、神奈川県鎌倉市、栃木県日光市、岐阜県高山市の分析結果や考察が紹介されました。
年度初めということで、複数の見学者がありました。
今年度も、様々な活動を予定しています。