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まちづくり研究会

まちづくり研究会は、「一般社団法人東京都中小企業診断士協会」の認定研究会です。

まちづくりについて、研究や支援活動を行っています。

新着情報

情報提供に、「金沢市中心市街地のまちづくり」を掲載しました。

今後の活動予定

5月14日(火)

「まちづくりのための場づくり」

 

※見学・参加は、「問い合わせ」からご連絡ください


2024年

4月

10日

2024年4月の活動報告

昨日、定例会を実施しました。

会場とオンラインのハイブリッド開催です。

 

1つ目のテーマは、総会です。

昨年度の活動と収支の報告、今年度の活動計画と予算、運営体制を決議しました。

また、研究会発足25周年ということで、記念事業の検討を行いました。

 

2つ目は、「地域経済循環分析」です。

地域の稼ぐ力を考えるという視点で発表がありました。

 

観光庁地域経済循環分析をツールとして用い、地域経済の全体像やお金の流れなどを表し、分析が行われました。

具体例として、神奈川県鎌倉市、栃木県日光市、岐阜県高山市の分析結果や考察が紹介されました。

 

年度初めということで、複数の見学者がありました。

今年度も、様々な活動を予定しています。

2024年

3月

13日

2024年3月の活動報告

昨日、定例会を実施しました。

 

会場とオンラインのハイブリッド開催です。

テーマは、「日本橋浜町まちづくり」です。

 

不動産会社で日本橋浜町のまちづくりを担当している会員による発表です。

狙いやコンセプト、取り組み内容などの紹介がありました。

 

当初は再開発を中心に検討されていましたが、市況の悪化により難しくなりました。

そこで、エリアの価値向上や街への愛着心醸成を狙った取り組みへと変化しました。

 

具体的には、街の賑わいの創出として街なかテナントの誘致や開発・マルシェの開催、情報発信・PRとして浜町情報発信サイトの開設や地域情報紙の発行、利便性の向上としてバスの無料巡行などが実施されました。

 

結果として、魅力的なテナントの誘致や地域活動の増加、日本橋浜町の認知度の向上などの効果がありました。

エリアマネジメントの組織として、一般社団法人日本橋浜町エリアマネジメントが誕生しています。

 

会員が関わる事例ということで、詳しく理解できました。

多くの質問や感想が出ました。

 

その他、今年度の振り返りと来年度の企画の検討がありました。

来年度の企画は、来月も検討する予定です。

2024年

2月

16日

2024年2月の活動報告

2月13日(火)、定例会を実施しました。

 

会場とオンラインのハイブリッド開催です。

テーマは、「新しい働き方に応えるフレキシブルオフィス」です。

 

商業を専門とする会員の発表ですが、最近はオフィス関係の仕事が増えているそうです。

働き方改革や新型コロナウイルス感染症の影響が大きいと見られています。

 

東京を中心にフレキシブルオフィスが増加傾向にあり、その理由として次のようなものが挙げられました。

  • 【供給側の事情】 オフィスビルの空室解消の手段
  • 【利用者の事情】 起業数の増加
  • 【企業の事情】 生産性向上の一手段
  • 【社会の事情】 リモートワークの一般化

 

フレキシブルオフィスの形態として、「レンタルオフィス」「サービスオフィス」「シェアオフィス」「コワーキングオフィス」の紹介がありました。

専有オフィス型かテレワーク対応型か、基本機能特化か付加価値性重視かといった切り口で分かり易く整理されていました。

 

不動産系や電鉄系、異業種、外資といった具体的な事例の紹介もありました。

大手企業も力を入れて展開していることが分かりました。

 

まちづくりとしてもビジネスとしても、興味深い内容でした。

多くの質問や感想が出ました。

2024年

1月

11日

2024年1月の活動報告

1月9日(火)、定例会を実施しました。

 

会場とオンラインのハイブリッド開催です。

テーマは、「最近の中心市街地活性化政策について」です。

 

1998年に中心市街地活性化制度が制定された以降、自治体の中心市街地活性化計画の策定や国の制度運営の支援などに深く関係した会員による発表です。

現在実施されている中心市街地活性化評価・推進委員会の議論を中心に、紹介が行われました。

 

中心市街地活性化評価・推進委員会の中間論点整理では、中心市街地を巡る状況が整理されており、中心市街地が活性化している自治体は2割強、悪化しているのは4割弱でした。

中心市街地活性化基本計画の認定を受ける自治体は、52件まで減少しています。

 

新しい時代の「まちなか再生」の基本的方向として、4つが挙げられました。

  1. まちづくりリノベーション・低未利用不動産の活用促進
  2. 地域経済の持続可能な好循環の再構築
  3. まちなか再生を担う実施体制の強化
  4. 基本計画に係る仕組みの大胆な見直し

 

そして基本的方向に関する検討の紹介と、地域経済との係わりに関する考察がありました。

 

当研究会は「中心市街地活性化研究会」として発足しており、関心の高いテーマです。

時代や環境の変化など、活発な意見交換がありました。

 

中心市街地活性化評価・推進委員会における検討報告書は、年度内にとりまとめられる予定となっています。

当研究会も、引き続き注目していきたいと考えています。

2023年

12月

13日

2023年12月の活動報告

昨日、定例会を実施しました。

 

会場とオンラインのハイブリッド開催です。

テーマは、「津田沼駅北口再開発」です。

 

2023年2月に津田沼駅北口で津田沼パルコが閉店し、3月から跡地に津田沼ビートがオープンしました。

その開業に関わった会員から、リニューアルの事例発表がありました。

 

津田沼駅周辺の商業環境やリニューアル内容、スケジュールなどが紹介されました。

旧パルコA館の売却に伴う導線やフロアの減少、使用期限の縛り、リニューアル時期が周辺商業施設と被る、新型コロナウイルス感染症の流行など、様々な苦労があったそうです。

それでも、全ての区画を使って開業できました。

 

テナントリーシングなどでは、具体的な話を聞くことができました。

施設で使用するロゴを本人が作った話には、参加者から驚きの声が上がっていました。

 

この地域に詳しい会員からは、津田沼の歴史や商業施設の変遷などの紹介がありました。

活発な意見交換があり、色々な視点で考察が行われました。