昨日、定例会を実施しました。
東京都の緊急事態宣言の関係で、オンラインでの開催でした。
テーマは、「地域経済循環分析/トークンエコノミー -地域の稼ぐ力を考える-」でした。
地域経済循環分析では、地域経済を「生産」「分配」「支出」の3面で捉えて分析する手法や、所得の流出入に問題を抱えるパターンなどの紹介がありました。
地域経済循環分析に有益なツールとして、環境庁が提供する「地域経済循環分析自動作成ツール」が案内されました。
トークンエコノミーでは、現在利用されている地域通貨を中心とした説明がありました。
「域内循環・コミュニティ強化型」として木更津市のアクアコイン、松山市のmachica、ご当地WAON、「外貨獲得型」として新潟市の湊町券、長崎県のしまとく通貨、深谷市のネギー、「資金調達型」として西粟倉村の西粟倉コイン(NAC)といった事例が登場しました。
近年、キャッシュレスの利用比率が増加傾向にあります。
利用者の拡大や収益基盤の安定化などといった課題に対応して取り組みの拡大が一層進むか、注目されます。