1月18日(土)、青梅を視察しました。
青梅市は、東京都の西多摩地区で最大の都市です。
歴史は長く、古くは青梅街道の宿場町として栄えました。
ただ、時代の変化により、人口減少や、市内における行政機能や商業機能の移転などといったことが起きています。
そんな中、中心市街地活性化計画が策定され、まちづくり会社が設立されて、様々な取り組みが行われています。
続けて、タウンマネージャーの國廣純子さんから、お話を聞きました。
青梅市の構造や特色、中心市街地活性化の取り組み、まちづくり会社の事業などについて、教えていただきました。
まちづくり会社の事業の一つに、「おうめマルシェ」があります。
2015年にスタートし、当初は年2回の開催だったものが、2019年には毎月の開催になりました。
「アキテンポ不動産」も、まちづくり会社の事業です。
市街地エリアの個性的な物件を紹介し、オーナーと開業者のマッチングをサポートします。
この事業を利用して開業した店舗が、まちなかに点在しています。
次いで、國廣さんの案内で、視察を行いました。
ネッツたまぐーセンター(文化交流センター)です。
昨年誕生した施設で、文化活動や地域交流の場となっています。
「青龍Kibako」です。
昭和初期の建築物を利用した、カフェとゲストハウスです。
建物の中も、見学しました。
リヤカーです。
これを引いて、世田谷区の二子玉川まで歩いて行ったことがあるそうです。(笑)
青梅織物工業協同組合の敷地と建物です。
建物は、国登録有形文化財に指定されました。
改修され、今は工房やギャラリーなどとして利用されています。
旧織物加工工場です。
特徴的な4連屋根を持ちます。
こちらの建物の中も、見学しました。
映画館としての利用が計画されている建物もあるそうです。
クラフトビールを提供する「青梅麦酒」です。
こちらも、空き店舗を活用した店です。
一次会の会場となりました。
二次会の会場、居酒屋「銀嶺」です。
昭和を感じさせる空間で、楽しい時間を過ごしました。
今回も、充実した視察でした。
古いまちや建物を生かした新しい取り組みということで、勉強になりました。