昨日、沼垂テラス商店街を視察しました。
沼垂テラス商店街は、新潟県にある商店街です。
元々、青果などの市場があった地域ですが、時代の変化と共にその役割を終えていました。
市場通りにあった長屋は、数店舗を残してシャッター通りになっていました。
しかし、2010年頃から新しい店が少しずつオープンし、2015には全ての店舗が開くようになりました。
その過程で、2014年には「沼垂テラス商店街」の名前が付けられ、店舗を管理する運営会社が作られています。
まずは、運営会社の「株式会社テラオフィス」の高岡はつえさんからお話を聞きました。
地域の歴史や特徴、運営会社や商店街等について、教えていただきました。
特に運営会社の設立や事業、商店街の取り組み等について、詳しく知ることができました。
講演の後には、活発な質疑が行われました。
次いで、高岡さんの案内で、視察を行いました。
幾つかの店では、お店の人に話を聞きました。
名物「沼ネコ焼」です。
米粉が使われており、もちもちとした食感が特徴的です。
近くにある、信越本線(貨物支線)の廃線跡です。
昔は、石油の輸送に利用されていましたが、石油精製の終了に伴い廃止されたそうです。
近隣にある寺です。
この地域は、7つの寺がある寺町ということです。
ビアスタンドを併設した靴修理店の「KADO shoe repair & beer stop」です。
近年は商店街の活動が広がり、長屋以外にもサテライト店がオープンしています。
こちらの2階は、レンタルスペースとしても利用できるそうです。
ゲストハウスの「なり-nuttari NARI-」です。
こちらも、サテライト店です。
写真集を中心にした新刊と古書をセレクトした本屋の「BOOKS f3」です。
最初のサテライト店とのことです。
近隣の呉服店の娘さんです。
地域を着物で歩くことを勧める取り組みを行われています。
沼垂テラス商店街を後にして、「沼垂醸す地区」に行きました。
この一帯は、酒蔵や味噌蔵等が集まっており、観光名所として人気が高まっているそうです。
「沼垂ビール&ビアパブ」です。
小規模な醸造所で、クラフトビールを提供しています。
今代司酒造です。
見学もできる酒蔵です。
懇親会場です。
活発な意見交換が行われました。
元々、先月予定していた一泊研修で訪問する予定でしたが、台風のため中止となってしまいました。
代わりに急遽、日帰りで視察することになりましたが、快くご対応いただきました。
今回も、充実した内容となりました。
次回の定例会では、事後研究を行います。