開発当時にプロジェクトの責任者だった竹崎典夫さん(現・有限会社アントンハウス 代表)にご案内いただき、施設の内外を見学するところからスタートしました。
ショップだけでなく、親子を対象としたワークショップなどにも、人だかりができていました。
東京ミッドタウンのコンセプトの一つに「CREATIVITY」があり、デザインやアートが重視されています。
このオブジェクトは正面のプラザに設置されているもので、穴から覗くと東京ミッドタウンの姿が見えるとのことでした。
屋外のミッドタウン・ガーデンです。
隣接する港区区立檜町公園と合わせて、敷地内には有数の緑地が存在しています。
訪れる人々の憩いの場になっていました。
「ON THE GREEN」も、コンセプトの一つとなっています。
檜町公園の方から見た姿です。
芝生広場です。
現在はデジタルアート庭園になっていましたが、冬の時期にはスケートリンクになることもあるそうです。
季節に応じた活用がなされています。
建物に隣接するコートヤードでも、イベントが行われていました。
エントランスのあるキャノピー・スクエアです。
凝った作りになっています。
場所を移して、竹崎さんによる講演がありました。
施設の概要から計画・竣工、運営まで、幅広く話を聞くことができました。
東京ミッドタウンのビジョンとして、「JAPAN VALUE」が掲げられています。
そして、「DIVERSITY」「HOSPITALITY」「ON THE GREEN」「CREATIVITY」の4つのコンセプトのもと、運営が行われています。
開業までの歴史の中では、計画や入札における判断を聞くことができました。
土地の価値をどう評価するのか、どのような計画が一番価値を高められるのか、多額の費用にどのように対応したかなど、勉強になりました。
東京ミッドタウンは、民間における巨大な「街づくり」と言えます。
その時々で必要となる判断をどのように行ったか、理解を深めることができました。
質疑でも、様々な質問にお答えいただきました。
講演の後、懇親会を行いました。
竹崎さんにもご参加いただき、ここでも色々な話を聞くことができました。
今回も、有意義な視察となりました。