8/19(日)、清澄白河の視察を行いました。
最初に、GLASS-LABの椎名CEO、清澄白河ガイドを運営するシラベルの調CEOの2人のトークセッションがありました。
椎名さんは古くからの深川住民で、調さんは2000年代に入っての住民です。
その2人が、従来からの住民や新しい住民のコミュニケーション機会を作るため、各種イベントを企画・実施されています。
「コウトーク」は、ゲストによるトークイベントです。
毎回4人のゲストを呼ぶため、1年間でのべ48人のゲストが登場したそうです。
当初の予想とは異なり、初回から満員状態だったということで、ニーズがあると理解したとのことです。
「フカガワヒトトトナリ」は、地域の「人と業(ヒトトナリ)」を知ることで「人隣(ヒトトナリ)」となることを目的としたまち歩きイベントです。
昨年Vol.0が実施され、今年の11月にVol.1が計画されています。
30人程度の実行委員会を含む160人ほどのメンバーで、準備が進められています。
椎名さんと調さんの出会いやイベント実施の背景など、詳しくご紹介いただきました。
取り組み内容でも参考になる点が多く、勉強になりました。
次いで、深川資料館通り商店街で、商店街協同組合の分部理事長からお話をうかがいました。
清澄白河のメインストリートにある商店街は、約900メートルの間に100店舗程度が存在します。
通りから離れた店舗でも、会員になるケースはあるそうです。
人気のエリアのため、地域では新しい店舗が増えています。
空き店舗があればすぐに埋まってしまい、店舗の利用ニーズは高いものの、対応が難しくなっているそうです。
一方で、他の商店街と同様の問題も抱えています。
商店街の取り組みを聞くと共に、活発な意見交換が行われました。
その後、まち歩きを実施しました。
途中、GLASS-LABに寄りました。
事業の説明を受けた後、作業現場を見せてもらいました。
最近では、インバウンドの対応もあるそうです。
理系雑貨、実験器具専門店の「リカシツ」です。
ブルーボトルコーヒーもそうですが、元倉庫などを生かした店舗が点在します。
その他、個人的に行ったところで、清澄庭園です。
明治時代の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」とのことです。
今回も、有意義な視察となりました。