先に、商店街を巡りました。
こちらは、商店街のコミュニティ拠点・ハッピースクェアです。
全国市町村のふるさとイベントなどで利用されています。
とれたて村です。
提携する全国14の自治体の農産物等が販売されています。
2005年10月にスタートしてから、12年近くになります。
同様の取り組みは他の地域でも行われましたが、現在でも継続しているところはほとんど残っていないようです。
「オオヤマ スクスク カフェ & キッズ」です。
2015年にスタートした、商店街が運営する親子カフェです。
1階のカフェでは、地元企業のタニタの管理栄養士が監修したメニューも提供されています。
2階はNPOによって運営されており、子育て相談や親子の遊び場になっています。
今回の主目的の一つです。
当商店街では長らく、商店街を分断する形で都道の都市計画決定が行われている問題を抱えています。
加えて、東武東上線の立体化や建物の老朽化等の問題もあります。
そこで現在、大山のまちづくり再開発として計画が進められています。
今回の視察では、その点を特に観察する予定でした。
こちらは、商店街エリアの外の部分です。
都道が完成しています。
商店街の中の部分です。
やや分かりづらいですが、二股に分かれた道の左側から都道が通る計画になっています。
完成すると現在の商店街は、分断されます。
商店街の視察の後、商店街事務所で、商店街振興組合の理事長の説明を聞きました。
理事長は、当研究会の会員でもあります。
商店街の現況の他、まちづくり再開発の状況の説明がありました。
商店街に関係する区域では、2つの地区で計画が進められているとのことです。
他に、大山駅前地区でも、再開発が計画されています。
対象となるエリアが広く、関係する主体も多いです。
会議は、ほとんど毎日のように朝夕実施され、多い日で1日6回も参加しているそうです。
一方で、商店街では、若手の活躍が増えているとのことです。
商店街振興組合が出資したまちづくり会社も、設立されました。
講演の後は質疑を行いましたが、時間が全く足りないくらい密度の濃い内容でした。
当研究会も可能な限り、大山のまちづくりを支援したいと考えています。