昨日、定例会を実施しました。
テーマは、「公共施設老朽化問題の最前線 ~あるべきまちづくりの実現に向けて」です。
政府系金融機関で公共施設老朽化を中心に、多くのPPP/PFI支援を実施した会員による発表でした。
人口の減少や財政の硬直化、公共施設の老朽化といった社会状況を背景に、公共施設マネジメントが一段と求められています。
そこで、各地の自治体の取組現状について、説明がありました。
総務省による「公共施設等総合管理計画」の策定要請により、自治体での計画の策定は進みました。
昨年度中に、ほぼ全ての自治体が、策定を完了する運びとなったそうです。
しかし、計画の推進には、幾つかの高いハードルが存在します。
住民の合意形成や広域連携、まちの将来像と連動としたマネジメント(まちづくり)などで課題が多いとのことでした。
各地で行ったシンポジウムやワークショップ等の紹介もありました。
近くに存在する大きなこの問題について、とてもよく理解することができました。