7月6日、武蔵小杉の視察を実施しました。
5月の定例会により、再開発の概要は、知識として得ていました。
しかし、百聞は一見にしかずということで、実際に目にすることにより、その範囲の大きさを全身で理解することができました。
このような、高層マンションが、何本も建っています。
140メートル、160メートル、180メートルと、その高さを競うかのように、立ち並んでいます。
しかし、まだまだ終わりではありません。
駅周辺でも、工事中の姿が、見られました。
この写真の右側は工場跡地で、イトーヨーカ堂が開発する商業施設ができる予定です。
駅周辺の視察の後、再開発組合の理事長から話を聞きました。
昭和の終わり頃に研究会の発足から始まり、それから四半世紀以上関わられています。
これまでの経緯や苦労した話などを、聞くことができました。
武蔵小杉の開発がここまでの規模になるとは、思っていなかったということです。
そもそもの発端はどうであったのかというと、地権者などの地元の人の構想と、川崎市の考えが結びついたところにあったようです。
川崎市が主導したというよりは、二人三脚で歩んできたといった感じになるのでしょうか。
市の職員に対する、感謝や評価の言葉もありました。
ここ数年で、まちづくり研究会が視察した駅前や中心地の開発・再開発というと、武蔵小杉の他に、中野や辻堂、戸塚などがありました。
甲府も加えてよいでしょうか。
しかし、行政の関わり方や体制、計画の仕方など、様々です。
成功・失敗の評価は難しいものの、それぞれに違いがあります。
このような開発や再開発に対する知識を得ると共に、考えをまとめるよい機会となりました。
この件に関しては、来月の定例会でワークショップを行う予定です。